2007年04月25日
リーダー会議2
リーダー会議2日目の日曜は午前中から研鑽会でした。
先生が夜遅くまでかかって用意してくださった工工四を元に、
大工NETでの工工四の統一に重点が置かれたものになりました。
普段から師匠に歌を見てもらえる立場では、歌は生きているというように
指摘される内容も変わることがあってもその場で修正していけますが、
そうでない立場では次に見てもらえるまで音源、工工四、前回の指摘事項が
全てとなり、重要度が違ってきます。
そのため、音源と工工四の違いについての質問が集中する結果となりました。
先生も工工四への真剣さに圧倒される部分もありましたが、そればかりに
終始して欲しくないという思いもあったようです。
声楽譜までしっかり整備された工工四があると普及しやすい。
一方で声楽譜に頼らなければ、師匠の歌の心までしっかり引き継がれる。
その両方のメリットを活かしていきたいと、先生は言っていました。
また、前日の講演で新城さんも言っていましたが、先生に工工四を作って
いただくより、歴史上の賢人のように弟子が師匠の歌を記録する形で作るほうが
いいのかも知れません。
私なんかはまだ全然役に立ちませんが・・・
先生が夜遅くまでかかって用意してくださった工工四を元に、
大工NETでの工工四の統一に重点が置かれたものになりました。
普段から師匠に歌を見てもらえる立場では、歌は生きているというように
指摘される内容も変わることがあってもその場で修正していけますが、
そうでない立場では次に見てもらえるまで音源、工工四、前回の指摘事項が
全てとなり、重要度が違ってきます。
そのため、音源と工工四の違いについての質問が集中する結果となりました。
先生も工工四への真剣さに圧倒される部分もありましたが、そればかりに
終始して欲しくないという思いもあったようです。
声楽譜までしっかり整備された工工四があると普及しやすい。
一方で声楽譜に頼らなければ、師匠の歌の心までしっかり引き継がれる。
その両方のメリットを活かしていきたいと、先生は言っていました。
また、前日の講演で新城さんも言っていましたが、先生に工工四を作って
いただくより、歴史上の賢人のように弟子が師匠の歌を記録する形で作るほうが
いいのかも知れません。
私なんかはまだ全然役に立ちませんが・・・
Posted by うふどぅ at 18:14│Comments(6)
│沖縄民謡・古典音楽
この記事へのコメント
お疲れさまでしたね~
今回いけませんでしたが
大変そうなのは伝わってきています。
工工四のことは
確かにそうかもしれませんね。
ほら、お釈迦様も自分でお経は書いてないじゃないですか!
弟子が聞いたことをまとめてお経にしてるわけで
だから仏説って付くんですね。
先生とお釈迦様を一緒にしたら怒られますか(笑)
今回いけませんでしたが
大変そうなのは伝わってきています。
工工四のことは
確かにそうかもしれませんね。
ほら、お釈迦様も自分でお経は書いてないじゃないですか!
弟子が聞いたことをまとめてお経にしてるわけで
だから仏説って付くんですね。
先生とお釈迦様を一緒にしたら怒られますか(笑)
Posted by べっちー at 2007年04月26日 23:50
べっちーさん、コメントありがとうございます。
今回はお会いできなくて残念でした。
でもコンクールや芸能祭、とぅばらーま大会、またマイルもあるので
定例会に合わせて関西への帰省もありえますし、機会はたくさん
ありますね。
確か論語も孔子の弟子、孫弟子が記録したものが元なんですよね。
すでに多忙な先生なので、歌と指導に専念していただく方がいい気がします。
でも本当にやるとしたら完全コピーしないといけないんでしょうね。
大いに勉強にはなると思いますが。
たしかに先生をお釈迦様と一緒にして拝むと怒られそうですね(笑)
今回はお会いできなくて残念でした。
でもコンクールや芸能祭、とぅばらーま大会、またマイルもあるので
定例会に合わせて関西への帰省もありえますし、機会はたくさん
ありますね。
確か論語も孔子の弟子、孫弟子が記録したものが元なんですよね。
すでに多忙な先生なので、歌と指導に専念していただく方がいい気がします。
でも本当にやるとしたら完全コピーしないといけないんでしょうね。
大いに勉強にはなると思いますが。
たしかに先生をお釈迦様と一緒にして拝むと怒られそうですね(笑)
Posted by うふどぅ at 2007年04月27日 09:51
確かに声楽譜がついた工工四があれば普及に弾みがつくかもしれませんね。しかし声楽譜にしてしまうと歌が師匠の手を離れてしまう一面もあると思います。また、歌の良し悪しとは関係なく声楽譜通りでないと「間違っている」とされてしまうことになるでしょう。
同じ歌でも歌い手や村(地域)によって微妙に違いがあって、「宮良の○○さんの歌もいいが白保の△△さんの歌もいいねぇ~」なんてのが八重山歌の魅力のひとつだと思います。
大工先生の歌もお若い頃と比べると歌い方も声も成長されて円熟味が増していらっしゃるし、現在のライブでも毎回全く同じ歌い方はされていないのではないでしょうか。名人はその日の気分や観客の反応で歌詞や節回しも微妙に変えて歌っているのでしょうね。
同じ歌でも歌い手や村(地域)によって微妙に違いがあって、「宮良の○○さんの歌もいいが白保の△△さんの歌もいいねぇ~」なんてのが八重山歌の魅力のひとつだと思います。
大工先生の歌もお若い頃と比べると歌い方も声も成長されて円熟味が増していらっしゃるし、現在のライブでも毎回全く同じ歌い方はされていないのではないでしょうか。名人はその日の気分や観客の反応で歌詞や節回しも微妙に変えて歌っているのでしょうね。
Posted by たけじ at 2007年04月28日 00:29
たけじさん、コメントありがとうございます。
声楽譜があると普及しやすいというメリットとともに、大阪にいたときのように
常に師匠の歌を見聞きできない立場では拠り所なんですよね。
各地のリーダーも音源と声楽譜の違いを勝手に解釈、判断するわけには
いかないので、先生に食い下がったのだと思います。
でも週に二回、師匠から面授される研究所に所属したからには
声楽譜ばかりに頼らず、師匠の心を学べるよう努力したいと思います。
たけじさんが仰るように、以前先生が、CDではCD用に歌い方を変えている
から稽古用音源として使ってはいけない、と仰っていました。
また、素人のうちは音程や節回しをいじった歌い方をしてはいけないとも。
まずは基本をしっかりということですね。
声楽譜があると普及しやすいというメリットとともに、大阪にいたときのように
常に師匠の歌を見聞きできない立場では拠り所なんですよね。
各地のリーダーも音源と声楽譜の違いを勝手に解釈、判断するわけには
いかないので、先生に食い下がったのだと思います。
でも週に二回、師匠から面授される研究所に所属したからには
声楽譜ばかりに頼らず、師匠の心を学べるよう努力したいと思います。
たけじさんが仰るように、以前先生が、CDではCD用に歌い方を変えている
から稽古用音源として使ってはいけない、と仰っていました。
また、素人のうちは音程や節回しをいじった歌い方をしてはいけないとも。
まずは基本をしっかりということですね。
Posted by うふどぅ at 2007年04月28日 12:37
こんばんは、うふどぅさん。
首里ではお世話になりました。べっちーさんに教えてもらってここにたどり着きました。
これからもよろしくお願いいたします。
さて、工工四のこと、県外では便りの部分があります。
それは先生の歌い方が微妙な時ですが、
反対にそれは工工四に表記したって微妙なんで、
役に立たないのは一緒ってときありますね。
ひたすら音源を聴いて真似するのが一番早いような。
たけじさん、ご無沙汰です。
他所様のところで御挨拶することになるって思いませんでした。
笛をされている方ですよね。
これからもよろしくお願いします。
首里ではお世話になりました。べっちーさんに教えてもらってここにたどり着きました。
これからもよろしくお願いいたします。
さて、工工四のこと、県外では便りの部分があります。
それは先生の歌い方が微妙な時ですが、
反対にそれは工工四に表記したって微妙なんで、
役に立たないのは一緒ってときありますね。
ひたすら音源を聴いて真似するのが一番早いような。
たけじさん、ご無沙汰です。
他所様のところで御挨拶することになるって思いませんでした。
笛をされている方ですよね。
これからもよろしくお願いします。
Posted by ちかねぇ at 2007年04月29日 23:19
ちかねぇさん、いらっしゃいませ。
こちらこそよろしくお願いします。
微妙な歌い方の話、確かに全て工工四に表記するのは微妙ですよね。
先生も研鑽会で説明に困ったりされてましたし。
録音された瞬間から変化することがないとはいえ、確実にそのときの
先生の歌い方を記録している教則用音源は、勉強の材料として大きな
意味を持ってますね。
新しい歌を覚えるときはまず音源を聞き込まないといけませんし。
でも最近はうた会の斉唱や他の方への指導で覚えることが多いです。
八重山民謡初心者でも斉唱でたらくじを歌ったり、(とぅばらーま回しで)
とぅばらーまの独唱に挑戦できたりと、いい刺激になります。
以前、たけじさんのブログでちかねぇさんのコメントを見つけて
ご挨拶しようかと思ったことがありました。
ネットではいろんなところでつながるものですね。
だからこそこのブログも続いてるとも言えます。
これからもよろしくお願いしますね。
こちらこそよろしくお願いします。
微妙な歌い方の話、確かに全て工工四に表記するのは微妙ですよね。
先生も研鑽会で説明に困ったりされてましたし。
録音された瞬間から変化することがないとはいえ、確実にそのときの
先生の歌い方を記録している教則用音源は、勉強の材料として大きな
意味を持ってますね。
新しい歌を覚えるときはまず音源を聞き込まないといけませんし。
でも最近はうた会の斉唱や他の方への指導で覚えることが多いです。
八重山民謡初心者でも斉唱でたらくじを歌ったり、(とぅばらーま回しで)
とぅばらーまの独唱に挑戦できたりと、いい刺激になります。
以前、たけじさんのブログでちかねぇさんのコメントを見つけて
ご挨拶しようかと思ったことがありました。
ネットではいろんなところでつながるものですね。
だからこそこのブログも続いてるとも言えます。
これからもよろしくお願いしますね。
Posted by うふどぅ at 2007年05月01日 10:32