2008年11月24日

入院3ヶ月・・・在宅療養へ

入院して明日で3ヶ月になります。

さすがに飽きました。
本を持ち込んだり、ノートPCを持ち込んだりとしましたが、人工呼吸器を接続しているため、ベッドから離れることがほとんどありません。
正確には人工呼吸器を全く外せない訳ではなく、離脱訓練として一日3~5時間ほど外して酸素を供給しながら過ごすことも多い状況です。
しかし、人工呼吸器を外しても特別どこも行く所がありません。
病院内にそんな毎日時間を潰したり、楽しみにして通うような場所はある訳ないですね。
だから結果的にベッドに縛り付けの状態です。

そんな状態で3ヶ月・・・
さすがに飽きます。
それに、入院前にやっていた手当てなどをほとんどできないので、冷えが強くなり、ガンがまた勢いづくのが不安だし、食事も玄米菜食が徹底できない状態です。
そんな不安も募りながらも、完治するまで退院できない、と考えると気が滅入って仕方がありませんでした。
そんな中、この病院が基本的に急性期患者を対象にした病院であり、慢性患者をずっと置いておけないということになりました。
しかし一方で人工呼吸器を備えた長期療養を受け入れられる病院が少なく、しかも半年ほど先まで順番待ちだとか。
そういった事情から、在宅療養はどうかという話が出てきました。

在宅療養、つまりレンタルの人工呼吸器を自宅に持ち込むものの、自宅に帰れるということです。
食事と移動、入浴、痰の吸引には介助が必要ですが、それ以外では病院でも看護師の手を煩わすこともないので、妻の介助で何とかなるだろうということで、在宅療養を希望しました。
妻も毎日病院に来てくれていますが、どんなに新しくキレイな病院でも陰の気に満ちており、そういうのに敏感な妻はそれで普通以上に疲れると言っています。
通う必要もなくなるし、ずっと一緒にいられるということで、妻も乗り気です。
当分介助は妻一人ですが、訪問看護サービスも受けられますし、来年4月には実家に引き揚げるので、妻の負担も減るはずです。

現在、機器選定や設定、痰吸引のトレーニングなどで準備を進めており、年内には帰れると思っています。
さすがに病院で年越しは嫌ですし・・・
ただ、自宅が元々狭くて荷物が多く、そこにベッドと機材一式を置く必要があり、部屋の整理で大慌てのようです。
でも「品の山の病」で癌になるので、物理的なモノへの執着を捨てるためにモノを減らすのはいいことです。
あとは精神的な面での執着や壁も捨てる必要がありますが。
これはこれで入院中に克服できた部分、克服しつつある部分もあります。

ともかくストレスと不安で治癒から遠ざかる悪循環から抜け出すことができそうで、気分も変わってガン治療にも専念できるので、いい方向に進めそうです。
肺の病については、未だ病名や原因の特定には至っていませんが、ガンを治す過程で肺も機能を取り戻すと信じているので、あまり考えないようにしています。
すでにここまで回復したのが医者の予測を超えてるそうなので。



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Posted by うふどぅ at 21:07│Comments(2)健康
この記事へのコメント
う~ん…3カ月も、自由がないのは嫌ですね。
確かに飽きますよ、健康でも嫌ですもん。

それにしても、面白いこと言いますね「品の山の病」で癌になる…
うちもこの際整理してみようかな…年末の大掃除も兼ねて!

早く在宅療養になるといいですね。
奥様は大変ですが…
Posted by てびち at 2008年11月30日 12:35
てびちさん、いらっしゃいませ。
返事が遅くなりすみません。

昨日で4ヶ月が過ぎました・・・

「品の山の病」はまさにそうで、モノや何かに固執する心が病を作ってるみたいです。
掃除を通して生き方を見直してみるのも、なかなかいいものだと思います。
Posted by うふどぅうふどぅ at 2008年12月26日 20:13
 
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