2007年09月15日
納得いかない判定
昨日から世界柔道が始まりました。
小中高と柔道をしていたので、何かと気になります。
しかし100kg級の鈴木桂治が負けた試合は納得いきません。
場外近くで鈴木が大外刈りにいき、相手は横分けとか言う捨て身の技に
いこうとしていました。
ただこれが始めからそうしようとしていたかは分かりません。
ともかく鈴木の技はしっかりとかかっていましたし、相手は完全に背中を
ついていました。
しかしその直後、相手は半分力任せ?に鈴木を反対側に転ばせました。
審判団は後者に一本の判定。
鈴木も斉藤コーチも場内も納得していませんでした。
鈴木は抗議で畳に残りましたが、審判団はビデオ判定することもなく、
そそくさと退場。
非常に後味が悪い結末でした。
いくら最後に背中がついていたのが鈴木だったとはいえ、鈴木は技を
かけていました。
それを無効にされると、もはや柔道になりません。
シドニー五輪での篠原の悲劇でIJFは審判のレベル向上を約束したと
記憶していますが、その結果がこれでは・・・
実際IJFでは日本外しが進んでいるようで、先日も山下氏が理事選挙で
落選しました。
試合も見苦しいものが増え、柔道ではなくなってきています。
そんな中でも日本選手は柔道の真髄である「柔よく剛を制す」を追求し、
他の競技ではあり得ないプレッシャーの中、まともに柔道をしない相手から
一本勝ちを収めてきたことはすごいことです。
ただ一つ苦言を呈するなら、試合直後に山口香さんが言っていたように、
最後まで押さえ込むのが足りなかったと思います。
本来相手を倒して押さえ込みに入るのは、戦場で相手の動きを殺し、
首をかっ切るためでした。
だから投げっぱなしは意味がないのです。
それが、今では投げた直後に審判を見て判定を気にするばかり。
我々も昔投げたら最後まで押さえ込みに行け、と注意されたものです。
その点、田村(谷)亮子は稽古のときから最後の決めまで行くことを
叩き込まれていたのが印象的でした。
畳の外ではアレですが、畳の上の彼女は尊敬に値します。
今回のことは、誤審を寄せ付けない気迫を思い出させるための喝が
入ったのかも、と思ってます。
小中高と柔道をしていたので、何かと気になります。
しかし100kg級の鈴木桂治が負けた試合は納得いきません。
場外近くで鈴木が大外刈りにいき、相手は横分けとか言う捨て身の技に
いこうとしていました。
ただこれが始めからそうしようとしていたかは分かりません。
ともかく鈴木の技はしっかりとかかっていましたし、相手は完全に背中を
ついていました。
しかしその直後、相手は半分力任せ?に鈴木を反対側に転ばせました。
審判団は後者に一本の判定。
鈴木も斉藤コーチも場内も納得していませんでした。
鈴木は抗議で畳に残りましたが、審判団はビデオ判定することもなく、
そそくさと退場。
非常に後味が悪い結末でした。
いくら最後に背中がついていたのが鈴木だったとはいえ、鈴木は技を
かけていました。
それを無効にされると、もはや柔道になりません。
シドニー五輪での篠原の悲劇でIJFは審判のレベル向上を約束したと
記憶していますが、その結果がこれでは・・・
実際IJFでは日本外しが進んでいるようで、先日も山下氏が理事選挙で
落選しました。
試合も見苦しいものが増え、柔道ではなくなってきています。
そんな中でも日本選手は柔道の真髄である「柔よく剛を制す」を追求し、
他の競技ではあり得ないプレッシャーの中、まともに柔道をしない相手から
一本勝ちを収めてきたことはすごいことです。
ただ一つ苦言を呈するなら、試合直後に山口香さんが言っていたように、
最後まで押さえ込むのが足りなかったと思います。
本来相手を倒して押さえ込みに入るのは、戦場で相手の動きを殺し、
首をかっ切るためでした。
だから投げっぱなしは意味がないのです。
それが、今では投げた直後に審判を見て判定を気にするばかり。
我々も昔投げたら最後まで押さえ込みに行け、と注意されたものです。
その点、田村(谷)亮子は稽古のときから最後の決めまで行くことを
叩き込まれていたのが印象的でした。
畳の外ではアレですが、畳の上の彼女は尊敬に値します。
今回のことは、誤審を寄せ付けない気迫を思い出させるための喝が
入ったのかも、と思ってます。
Posted by うふどぅ at 06:47│Comments(0)
│雑談