沖縄移住生活の区切り

うふどぅ

2009年06月08日 20:41

いろいろあった沖縄移住生活も、明日でいったん終了ということになりました。

準備に大忙しで、あっという間でした。

思えば、スタートから波乱含みの展開でしたね〜
仕事に疲れ、沖縄に癒しを求めながらも、もちろん普通に仕事をしていくつもりでした。
その中で、三線や青い海、年中暖かい気候、そしてマイペースなうちなんちゅの皆さんと関わりながら、新たな価値観を見つけていこうと思っていました。
しかしそんな構想を、スタート前にリセットさせられた悪性リンパ腫の発症。
それでもいろんな偶然(必然)から、ガンは自分が作ったもの、責任を取れば治る、という考え方に出会いました。
食べるものを見直し、生活習慣を見直し、心のあり方を見直すことで生き方を見直し、新たな人生を歩み出す。
考えていたのとは大きく違う、新しい価値観に出会ったわけですね。

でも、それは簡単なものではありませんでした。

食べるものを見直すのでも、玄米にして肉、乳製品を摂らないのはだいたいできました。
でも甘いものが止められない・・・
白砂糖は止められても、黒糖、蜂蜜、メイプルシロップ、甜菜糖、果物・・・
いろいろ言い訳しながらここまで来ました。
今も葛藤しています(笑)

生活習慣でも、気がつくともう夜12時近くだし、運動もなかなか続かない。
手当ても継続が難しい・・・
さすがに危機感からウォーキング、生姜湿布、彼岸根唐ゴマパスタ、そばパスタなど頑張りました。
そうすると胸水が引き始めたなど、ちゃんとすれば体は応えてくれるのに。

心の問題はまだまだ奥が深いです。
悪性リンパ腫を得た意味、呼吸不全になった意味など色々考えてみてます。
学んだことは多いです。
一番大きなのは感謝の気持ちですね。
色んな人や物、力に生かされていると。
妻には、強い思いでこの世に引っ張り戻されてますし。
今はまだ形式的なものに過ぎないかもしれませんが、感謝し続けることでそれが本物になってくると思っています。

もちろん沖縄の人々、文化にも色々教えてもらったし、驚かされもしました。
三線や笛、妻も箏や踊りで芸能に関わり、二人で一生続けられるものを得られました。

ただ、一つ残念だったのは、一度も沖縄の海で泳がなかったこと、潜れなかったことでしょうか。
移住前は、ダイビングで沖縄に来ることがありましたが、器材の持ち運び、天候の不安など当日まで落ち着かないことばかりでした。
なので移住したら、
「あ、今週末は潜りに行こうか」
と言うのが夢でした。
でもそれは夢のままで終わりました。
まあそれも人生ですかね!?


と、振り返れば書ききれないことはいくらでもありますが、ここで一度区切りをつけたいと思います。
そして長崎で新たな沖縄との関わり方を模索しながら、何度でも訪れたいと思っています。
次に来るときは、Weller Than Wellを実現して、お世話になった皆さんにお礼を言って回ります。
それまで皆さんもお元気でいてくださいね〜

これからも我々夫婦と「うきな〜日記」「唄声よりも青い空」をよろしくお願いします。

関連記事