本大会とブリさん
今夜はとぅばらーま大会の本大会でした。
今年は3年振りくらいに屋外での開催だったようです。
十三夜の月もあまり隠れることなく、会場を照らしていました。
審査の内容は改めて書くとします。
今年は昨年ゲストで出演したチュニジアのモハメド・ブリさんをとぅばらーま大使として任命しました。
ブリさんは同じ八重山うた会に所属されていましたが、母国に帰っていました。
ところが、先週の全島とぅばらーま大会を見に来ていました。
その後の飲み会で聞いたところでは日本での就職を予定しているそうです。
母国でもテレビ番組で歌声を披露していたそうです。
当然その日は国際通りの「石垣島」でとぅばらーまを聞かせてもらいました。
そしてまた今夜大使として石垣島でとぅばらーまを聞かせてくれました。
ほんとスゴいですねぇ〜
この日も前日同様、いい月が出ていました。
会場の真栄里公園の舞台では23名の予選を勝ち抜いた方々が、それぞれの
とぅばらーまを歌い上げていました。
舞台の前は広場となっており、到着した頃には既に舞台前は多くの人が陣取って
いました。
さらには大会が進むにつれ、広場全体に観客が座り込んでいる様子で、石垣島の
人たちがいかに大事にしてきた歌かということがひしひしと感じられました。
一人一人が舞台で熱唱するたびに拍手や歓声が沸きますが、やはりうまい人と
そこそこの人では反応がかなり違います。
1番が終わった段階で拍手が入るかどうか、舞台の上でも反応が即座に分かるので
怖かったんじゃないでしょうか。
今年は字大浜の東金嶺さんが優勝でした。
そういえば宮良に住む方から聞きましたが、宮良では代々多くのチャンピオンを
輩出しているとか。
3兄弟(?)で長兄、次兄ともにチャンピオンとなった家があり、末弟には大きなプレッシャー
がかけられてるそうです。
えらいところに生まれてしまったという感じでしょうか・・・
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