緊急入院
帰郷が迫る6/4未明、救急車で運ばれて南部医療センターに入院することになりました。
思えば5月には、食事中の酸素飽和度の低下が見られるようになりました。
また下旬あたりからは息苦しさも強くなっていました。
6/3の夜には、深呼吸で息を吐いても吐ききれていない感じ(吸うのはいつもと変わらず)がありました。
そして午前4時頃目が覚め、タンの吸引をしましたが、酸素飽和度が90を割り込んだまま一向に回復しません。
昼間には呼吸の介助時に右脇の痛みもあったため、おかしいと思って往診の先生を呼びました。
しかし往診では検査ができないため、救急車を呼ぶことに。
しばらくして救急隊が到着し、私は運び出されました。
ただ元々姿勢が変わると、体が慣れるまでしばらく息苦しく、酸素飽和度も下がる状態でした。
なので運び出されるときは酸素飽和度が一時75まで低下したり、苦しくなったり、息が吸えなくなったりして、一瞬もうダメなのかと思ったりもしました。
もっとも息が吸えなくなったのは呼吸数回分で、恐らくドタバタの最中に人工呼吸器のチューブが曲がったりしてエラーになったんだと思います。
運ばれながらもそう思いました。
で、救急車に乗り込んだ辺りでは呼吸も比較的落ち着き、冷静でいられました。
病院ではレントゲンを撮った結果、気胸という診断でした。
これは肺に穴が開き、肺と胸膜の間に空気が溜まるというもの。
処置はこの空気を抜いて、肺と胸膜がくっついて穴が自然に塞がるのを待ちます。
空気は脇に穴を開け、チューブを刺して抜きます。
抜く瞬間はプシューと音がして、ちょうどたまったオナラが抜けるのと同じ感覚です。
あ〜こんなに楽だったんだ、と思いました。
少なくとも半月くらいは溜まっていたと思いますからね〜。
で、しばらく入院ということになりました。
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