先週の検査結果

うふどぅ

2008年05月08日 20:46

先週の金曜、検査に行ってきました。

ここのところ腎臓の値が少し悪いため(尿素窒素、クレアチニン、尿酸が正常範囲より少し高い)、造影剤を使ったCT撮影ができず、今回は腹部エコーと血液検査、胸部単純X線のみ行いました。
その結果の前に、前回(4月上旬)の検査での話をちょっと・・・

前回は2週続けて血液検査を行いました。
その間で腎臓の値はわずかに悪くなっており、散々否定的な話をされました。
例えば、代替療法にこだわって動けなくなって救急車で運ばれた人の例や、右脚の浮腫が結構ひどかったので血栓ができやすく、これが静脈に入り、心臓を通過して、水で圧迫されていない側の肺に詰まれば即死の恐れもある、等々・・・
確かに健康な人よりはそのリスクは多少は高いのでしょうが、そもそも玄米菜食でコレステロールなども正常値なので、動物性脂肪を摂りすぎてる人と比べたら浮腫によるリスクのほうが低い気もします。
さらには心臓を通過して、左肺に詰まる確率もどれくらいなのか・・・
それがそんなに高ければ、身近にエコノミー症候群になる人が結構いてもいいはず。
結局は表だった問題のない人に対して、リスクは1.1倍とかそんな程度かも知れません(勝手な憶測ですが・・・)。

また代替療法で失敗した例についても、治療家は都合のいいケースしか話しない、とか言っていましたが、それは西洋医学も一緒でしょ、と心の中で突っ込みました。
がんは早期発見すれば怖くない?
それはつまり早期発見でなければ治せない、ということでしょう。
自然療法側は散々切り刻まれて、毒物を叩き込まれてボロボロになった患者を多く引き受けてる訳で、うまくいく確率は当然下がります。
それに初期がんなど、生活習慣を改善すれば自然退縮するようなものまで切って毒を注ぎ込み、治るはずの患者まで殺してる例について説明しませんよね。

前回の検査で、やっぱり医者は最悪のケースでばかり話をする人種だということがよく分かりました。
それ自体は人命に対する責任を感じてるということしょうが、患者の心身の本当の健康に対しては責任を負ってるとは思えない医者も多いみたいです。
この日は何かあったときに家族から訴えられる例があるからと、状況を医者本人が直接両親、妻に電話で話をすると言い出しました。
最初はそうですか、と気にしませんでしたが、上記のようなネガティブな話ばかりを医者の偏った視点から一方的に話されると、川竹患者学などに疎い両親はパニックになると思い、連絡は断りました。
医者という過剰に神聖化された権威から脅されたら、早く抗がん剤を、となるに決まっています。
患者本人は自然療法で頑張ろうとしているのに、周囲が無理矢理入院させ、とうとう帰ってこなかったという例は多いと聞きます。
ただでさえ家族のチームワークが必要なのに、それをかき乱すのは勘弁してくれ、ということです。

それからは気持ちを切り替え、まずは体を動かす必要があると思って、ウォーキングに力を入れ始めました。
できれば毎日1万歩歩きたいところですが、今の体力では2時間以上かかりそうなので、1日1時間、5000歩を目標に歩き始めました。
国道など排気ガスが多いところを歩くのはむしろ不健康なので、黄金森運動公園の散策コースをぐるぐる回っています。
黄金森運動公園は宮平のちょっと高いところにあるので、静かで鳥の声が良く響くし、空気もきれいなので気持ちいいですね。

始めた頃は面倒くさいという気持ちもありましたし、体力が落ちてて心肺機能も胸水で不十分で100mもジョギングできないほどでしたが、次第に足も軽くなってきて、呼吸も多少楽になってきました。
今は終わった後に競技場の芝生でストレッチと深呼吸するのがとても気持ちいいです。

そんな経緯があって、先週の金曜日。
血液検査の結果は、貧血の値はよくはなっていなかったものの、腎臓の値は尿素窒素のみちょっと正常値より高いだけで、クレアチニン、尿酸はギリギリ正常範囲に戻っていました。
また、胸水も胸部X線で比較すると少し肺の面積が広くなっていました。
撮影時の吸気の具合の差かも知れませんが、画像上は明らかに違いはありました。
さらには右脚の浮腫も少しずつですが細くなっているようです。
3週間で太ももの2ヶ所(膝上10cm、20cm)とも3cmほど細くなっていました。
左右差は、太ももは8、9cmほどの差がありますが、ふくらはぎでは3cm程度で、見た目はそんなに目立たなくなりました。
まだまだ夜には浮腫が強くなりますが、朝起きるとだいぶ回復しており、徐々に解消されてると言っていいと思います。
少なくともちゃんと循環はしてるので、血栓のリスクは下がってると言えるんではないでしょうか。

そんな結果が出て、医者は何となく反応が鈍かったですね。
これも勝手な推測ですが、前回よりさらに悪くなっていると予測していたんではないでしょうか。
期待はずれというわけではないでしょうが、思惑が外れ、拍子抜けしたみたいな・・・
前回はっきりと当分経過観察で、と言っているのでサラっと流したのかも知れませんが。
いずれにせよ、思わず心の中で「勝った!」とガッツポーズをしましたよ。

でも、患者が少し調子よくなったと訴え、多少なりともいい検査結果が出てるのに「よかったですね」のひとことくらい言っても損はないのになぁ・・・と、悲しくもなりました。
この辺に西洋医学ががんを克服できない理由があるんじゃないかと思いました。

ともかく、これからももっと医者の期待(!?)を裏切り続けられるよう頑張りたいと思います。
そうすればいつかは自分たちの視野の狭さに気づいてくれるんじゃないかなと・・・

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