祝・沖縄支部立ち上げ

うふどぅ

2008年04月09日 18:14

去る3/29(土)、待望の「Weller Than Wellの会」沖縄支部第1回例会がありました。

「Weller Than Wellの会」(以下、WTWの会)とは、NPO法人 ガンの患者学研究所が
主催する患者会のことです。
日本各地に支部があり、3名発起人が集まれば新支部が作れます。
支部の活動は、基本的にはWTWの会会員が集まり、ガン患研の会報「いのちの田圃」
の読み合わせや、自身の体験、治療活動の進捗の報告を行います。
患者同士の交流により、孤独感や怠け心を払拭し、一人一人が新たな気づきを得る
ことを目的とした勉強会です。

私の実家の九州や関西には各地に支部がありましたが、沖縄にはありませんでした。
ずーっとできればいいのに、と期待していましたが、自分で立ち上げようとまでは
行動できませんでした。
ですので、立ち上げてくださった方々には大変感謝しています。

第1回の例会には、事前に新聞で紹介記事が出ていたようで、WTW会員以外の方も
多くいて、総勢20名くらいだったでしょうか。
その中には以前紹介した知人の奥様もいらっしゃいました。
見るからに元気そうで安心しました。

今回はガン患研を知らない方も多いことから、川竹患者学の簡単な説明や、
例会の進め方のデモンストレーションが行われました。
ちなみに会の基本としては、具体的なサプリや病院の話、どこが痛いだの辛いだの、
暗くなる話はNGです。

まずは「自己紹介、good & new」。
各人1分で自己紹介と、24時間以内であったよかったこと、新鮮なことを報告しました。
good & newは本部でも毎朝行っているそうで、それ以来みんなgood、newを
探すようになり、いままで見過ごしていたようなことに気づくようになったそうです。

その後は「分かち合い」。
これは見ず知らずの人たち3名が集まって、3分で自分のガンの原因、どう治していくかを
発表していきます。
このとき、他の2名は決して口を挟んではいけません。
口を挟むと話が逸れたり、発表者が否定されたりする恐れがあるからです。
私は、内地にいたときの食生活、ライフスタイル、仕事でのストレスが原因と話しました
(全部ですね・・・)。
どう治すかは、今まで通り、というかもっと気合いを入れ直して原因を取り除き、
「出す」「入れる」「巡らす」を徹底させることですね。
他には医療関係者の方がいて、やはり現場ではガンは治っておらず、
手術・抗がん剤→再発・転移→手術・抗がん剤→・・・の繰り返しだそうです。
もう一人は娘さんがガン告知を受け、相当ショックのようでしたが、会が終わる頃には
希望が沸いてきた様子でした。

その後は、本来は「いのちの田圃」の読み合わせですが、持っていない方が大半だったので、
ガン患研の無料配布冊子「すべては、あなたが治るため」の読み合わせ、説明が
行われました。
ちなみにこの冊子は、日本全国で128万人いると言われているガン患者全員に
渡したいということで、ガン患研が無料配布活動をしている冊子です。

特にガン告知を受け、ショックを受けている患者さんに合わせた作りになっていますが、
これまで治療がうまくいっていない方にも何か得るものがあるはずです。
この日は例会の前にパレットくもじ前で200部配布されていたそうです。
私も何部か持っていますので、ご希望の方は声を掛けてくださいね。

さて話が逸れましたが、この読み合わせでは知識自体はすでに知っていましたが、
各支部での個別の例、手当て(いわゆる民間療法)を徹底的にやってるのに
治らない人の例などが紹介され、自分に重ね合わせて考えることができました。
具体的には、講演会で、15時間も手当てをしているが悪化したという質問があり、
「治ったさん」(と呼んでる方々)はガンを治してどうしたい、という強い意識が
足りないのでは?とアドバイスされたそうです。
前日にもっとたっぷり手当てをしなければと思った矢先だっただけに、
手段と目的の重要性を取り違えるなという戒めにもなりました。

ちなみに「治ったさん」とは、ガンがなくなり、自他共に発病前より健康的で幸せな
生活を送っている人をいいます。
"Weller Than Well"とは、簡単に言えばこの「発病前より健康的で幸せな生活」を
指します。
ただガンを「直す」のではなく、その先のより健康的な生活を目指すことこそ、
ガン患研を知ってからの私の大目標です。

最後に、支部長がまだ決まっていないので選ぶ必要があったのですが、
支部長は患者、もしくはその家族という決まりがあり、発起人の方々は
医療関係者であったため、集まった人たちから選ばなければなりませんでした。
今回はWTW会員も少なく、本部スタッフから「どうですか?」と声を掛けられました。
以前のセミナーで川竹代表にも「手を挙げた人から治る」と言われており、
自分を変えるためにも引き受けた方がよかったのですが、ちょっと腰が
ひけてしまい、とりあえず世話役を引き受けました。
支部長人事は次回に保留です。

本部の方の話だと、支部長が決まらないと支部は消滅となると聞き、
決まらなさそうなら引き受けよう、というところまでは決意できました。
ずっと待ちわびていた沖縄支部ですし、この日も十分得るものがあったので
とても勿体ないと思ったからです。
でも自分から立候補しないところが平均的日本人ですね・・・

次回は5/10(土) 13:00から首里石嶺の沖縄県総合福祉センターで行われます。
WTW会員の方はぜひ参加してください。
また、次回までは非会員でもOKかも知れませんので、会員でない患者さんは
ガン患研まで問い合わせてみてください。

どこの支部にも負けない、沖縄ならではの明るさで「治ったさん」をたくさん輩出する
会にしたいと思います。
考えただけでワクワクしてきます
なお、WTWの会の会員となるためには、
が条件となっています。

2つ目は本、ビデオを買わせるためというよりは、川竹患者学の基本が
記されていて、これが会を進行する上での前提となるので、設定されて
あります。
つまり、基本を理解されてない方が集まると、その説明に終始して
深い勉強ができずに終わってしまうからですね。
実際、本や会報で散々書いてあるにもかかわらず、どこの病院がいいのか、
どのサプリが、どの治療法が・・・と聞いてくる人が絶えないそうです。
セミナーでも会報に何度も書いてあるのに・・・と思う質問がよく出たり
してました。

なお、購入する必要があるのは、
の3点です。
購入されたら、ガン患研に連絡すれば会員証が送られてきます。
購入その他のお問い合わせは、ガン患研まで。
http://www.naotta.net/

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