犬に学ぶこと

うふどぅ

2011年07月14日 13:19

最近、ケーブルテレビの「カリスマドッグトレーナー2」という番組にはまってます。

この番組は、アメリカのドッグトレーナー、シーザー・ミランが問題行動を起こす飼い犬を正しく導くというもの。
シーザーの著書「あなたの犬は幸せですか」を読んでると、犬から学べることがいろいろあります。
その中でも一番大きいのが、「犬は今を生きている」ということです。

犬だけでなく動物全体に言えることですが、動物はみな自然に現在を生きていて、過去未来を気にしません。
動物の中で人間だけが過去に囚われ、未来に不安を抱きつつ、現在を忘れて生きています。
例えば犬は過去にやってしまったことについて、あれこれ思い悩みません。
飼い主を噛んでしまっても、明日には覚えていません。
過去に負った恐怖心も、正しく導けば克服するようです。
実際に番組では、車に乗るのを異常に怖がっていた犬が1日で乗れるようになったりしていました。
未来についても、明日あれをしようとか明日のエサの心配などしません。
過去未来に囚われてては、あんな平和な昼寝顔はできませんよね。

また事故で足を失ったりした犬が、3本足であることに気づいてないかのごとく走り回ってる映像を見ることもあります。
彼らも足が1本ないことを思い悩んでいません。
今を自然に生きて、普通に食糧を求め走り回っています。
これは、「一時的に」障害を得ている私には響くところが大きいです。
人工呼吸器がついてても関係なく、今を楽しんで生きるのが大事だと教わりました。

逆に動物のこういった生き方は弱肉強食と表裏一体ではありますが、今の自分たちの生き方を見直すいい教材にはなるんじゃないでしょうか。


ちなみに、この「カリスマドッグトレーナー」シリーズでは、問題があるのは犬ではなく飼い主である場合がほとんどです。
人間による自分本位の愛情のかけ方で、犬が本来の生き方をできずに問題行動を起こしているようです。
犬に必要なのは、①運動 ②規律 ③愛情 だそうです。
順番もこの通りだそうです。
だから散歩にも行かずにいい子いい子とかわいがるのは、極端な話虐待と言えるかも!?

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