トイレの神様

うふどぅ

2011年01月13日 11:25

先日初めて「トイレの神様」をフルコーラス聴きました。

昨日テレビ番組で植村花菜さんが「トイレの神様」を歌っていました。
おばあちゃんとの思い出を歌ったもので、泣けると評判らしいですね。
紅白では異例のフルコーラス歌ったみたいで。
なんでも有力プロダクションの社長が気に入ってごり押ししたとか…(^_^;)

まあそんなことはどうでもいいんですが、あまり関心もなくサビしか聴いたことがありませんでした。
たまたまテレビから流れてきたので、どんなんかな?と思って聴いてみました。
結果として…



曲の途中から号泣してしまいました。
。・゚・(ノД`)・゚・。
自分の祖母のことを思い出しました。


うちは父方の祖母と同居していました。
両親が共働きで祖母が子守りをしていたため、私はおばあちゃんっ子でした。
よく祖母の部屋で寝ていましたし、あちこち連れていってもらったりしました。
ヤクルトなどの乳酸菌飲料をよく買ってきてくれましたが、「ヤク゛ルト飲むね?」と何故か濁点が付いていました。
湯切りしてないソーススープ焼きそばUFOを責めたりもしました。

やがて大きくなるにつれ、母から嫁姑関係の愚痴を聞かされてるうちに、時々ちょっと厄介者的な目で見てしまうようになりました。
昔みたいにばあちゃん、ばあちゃんと寄っていくこともなくなりました。
照れもあったし、進学で家を離れたのもあり、心の中で少し距離をおいてしまいました。

帰省が終わって家を出るときに、あいさつとして(笑いながらですが)
「お母さんにあまり迷惑かけたらダメばい」
と言っても、ニコニコと笑っていました。

いつしか祖母は病気や怪我で入院するようになり、痴呆も出てきて介護が必要になっていました。
年齢的なこともあってやせ細ってもいました。
そして5年前亡くなりました。

歌を聴いてて、心に壁を作ってしまっていたこと、それを解いて素直に感謝の言葉を伝えられなかった自分の愚かさ、申し訳なさに涙があふれました。

こんな不孝者ですが、痴呆があって周囲の人たちの名前も忘れるくらいだったのに、私の名前は覚えてくれていたみたいです。
それだけ可愛く思ってくれていたのを知れば知るほど、悔やまれて涙が止まりませんでした。

代わりといっては何ですが、これからは今お世話になってる人たちにちゃんと感謝の気持ちを伝えていきたいと思います。

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