父のこと1

うふどぅ

2009年06月17日 20:13

現在諫早市内の病院に入院中ですが、いずれは退院して在宅療養します。

在宅療養先は当面実家ですが、敷地内に鉄骨を組んだだけの小屋(!?)があり、これを我々夫婦の新居とする予定です。
将来は、両親が離れとして隠居するのに使うつもりだそうです。

父は、私が2才のときに脱サラで鉄工所を始めました。
現在の母屋は自分で建てました。
今回の離れも自分で工事をしています。

不況が続くこのご時世、建設業は軒並み大ダメージを受けています。
特に地方は厳しいです。
倒産した同業者も多いようです。
そんな中、もちろん波はあるものの、有り難いことに会社を維持していけるだけの仕事をいただいてきました。
母によると、お客様からご指名で仕事をいただけることもあり、信頼していただいてるそうです。

そういった信頼を得てきた父の仕事の取り方は、特別なテクニックを用いたわけではありません。
父はよく、真面目に誠実に仕事をする、そうすれば見ている人は見ているものだ、と言っていますが、まさにそれが結実したものだと思います。

また、還暦を過ぎた今でも時には徹夜するなど忙しく働いています。
父は、父親(私の祖父)を早くに亡くして貧乏だった頃や、会社を立ち上げたときに多くの方々にお世話になったそうです。
今でも忙しく働き続けるのは、お世話になった方々への恩返しと思ってると語ってくれました。
そういった姿勢も、お客様に信頼していただけてる理由の1つだと思います。

普段は気が利いたことなど言えない不器用なところがありますが、そんな父を尊敬しています。

関連記事