ムーチー作り

うふどぅ

2008年01月18日 13:24

先週の話ですが、15日のムーチーに向けてうた会でムーチー作りをしました。

きっかけは、以前宜野座でジャガイモの収穫祭を企画してくださったN本さんが、
ナイチャーが多いうた会メンバーのためにムーチー作りを提案してくださった
からでした。

午後に宜野座に集合し、あらかじめ刈り取ってくださった月桃の葉を洗い、
付け根と先を切り取り、きれいな葉を選別するという作業から始めました。
・・・とその前に漁連で買ってきたマグロの切り身を豪快に切り分け、
しっかりと腹ごしらえ。




最終的にきれいな葉だけでかなりの山になりました。

枚数は数えていませんが、200枚近くあったかも。
一方で近所のMaxValuでは1枚158円で売っていましたので、3万円分

葉にくるむもち作りは、N本さんの親戚のS子さんを先生に迎えて行われました。
もち粉をボウルに開け、グラニュー糖と色づけ素材(食紅、紅いも粉)、水を混ぜて
こねます。
固さ加減をS子さんに教わりながら、こね続けました。

最後は力がいると言うことで、うた会のあんまーH澤さんが担当し、よくこねられたもちができました。

ちなみに昔はもち粉というのはなく、普通にもち米をついて作っていたそうです。
大工先生は今もち粉というのがあると聞いてびっくりしてました。

次はこのもちを月桃の葉に包む作業。

葉の裏側にもちをつけて細長く伸ばします。
そして葉の両脇を折って包み、前後ろをそれぞれ折って包み込み、ひもで結びます。
昔は藁で結んだそうです。
最初のもちは食紅でピンク色に染めたもちで、包み方もぎこちないので出来上がりも
不揃いで見栄えはもう一つでしたが、紅いももち、白もち(無着色)と進むにつれ、
形もそれなりにこなれていきました。
また、砂糖の分量が分からず、最初の赤もちは甘さが全然足りませんでした。
白もちあたりでやっと甘みが出てきました。

もちを包み終えたらいよいよ蒸す作業に入ります。
この日のためにN本さんが用意したしんめーなび(2尺1寸の大鍋だそうです)に
2,30個ずつ並べて蒸します。

20分ほどして蓋を開けると、月桃の香りが辺りに広がります。

お肌にいいからと、湯気に顔を近づけて熱い思いをしたのは札幌のTさん。
でも、市販されている月桃水は葉に蒸気を当ててその湯気を蒸留したものだそうで、
湯気を顔に当てること自体は正解なんですね。

14時に集合して、最終的に全部蒸し終わったのは21時近くでした。
その間休憩したり、焼きそばを焼いたり、夕食を取ったりしましたが、一日がかりの
作業でした。

結局10人強の参加で、一人あたり7,8個持ち帰れましたし、来れなかったメンバーにも
持って帰り、さらにはS子さんやご近所の方々にもたくさん持って帰っていただいたので、
150個近くは作ったんじゃないでしょうか。

帰りには月桃の株までいただき、月桃と沖縄の香りに包まれた一日でした。
N本さんありがとうございました。
また何か企んでいらっしゃるようなので、楽しみにしてます。

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