病院と自宅
仕方ないことなんですが、入院してると何かと病院スタッフの話にブルーになりますね…
先日のCTの結果の話が最たるもの。
退院の朝も「民間療法で治ったというエビデンスはない」と言われました。
例えがショウガ湯でしたが、「ショウガ湯で治れば医者は要らない」「風邪くらいなら放っておいても治る。ショウガ湯を飲んでも飲んでなくても治る。」といった感じ。
そりゃあ単に玄米食うだけで、あるいはビワの葉っぱをあてるだけで治ったら本当に医者はいらないでしょう。
ガン患研の川竹代表も、人類の英知を集めて何百年も研究した成果を拒否するのだから、生半可な努力では治らないと仰ってます。
耳が痛いお言葉です、ハイ…(-.-;)
それに、エビデンスなんか簡単に集められんでしょう。
知識がない患者はまず三大療法を受けて、寿命を縮めてから民間療法の門を叩くでしょう。
これ一つで治る、というものではないし、それぞれの療法家は細々とやってるので治験なんかやる力もない。
まぁそれは置いといて…
とにかく病院にいたら、何かしら希望を萎えさせられることが多いです。
他の患者の話で、抗がん剤治療を始めなかったら来年の正月は迎えられなかっただろうと。
で、抗がん剤治療をしてるから来年の春まではいけるだろう…って、2,3ヶ月かい!
…という風に色んな意味でブルーになるばかり。
どうしても病院では治療のことしか話題になりませんからねぇ…
一方、帰ってきて妻の笑顔を見たり、訪問看護師さんやヘルパーさんと話してると、気分が楽になりました。
帰ってくる前は不安も多かったのですが…
そんな面からも、退院できて良かったです。